廃墟的絶対静寂空間

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廃墟>>ほととぎす - 阪南市

[41]ほととぎす 其の十一 そして任務完了

20100620 00:37:24


 床は、板なのでこのように抜けているところがある。
 どうも雨漏りから始まり、それにより木の腐敗が進むのが、木造建築の崩壊の原因のようだ。

 通路に戻って、物置スペースを見る。窓はないので、肉眼ではほぼ真っ暗である。
 廊下奥の方の壁の修飾。
 一通り見たので表のテラスで休憩・・・
 入ったところから出る。
 入口付近にあった送風機。どこから落ちてきたのか?

 隣の空き地。おそらくこの辺にも建物があったと思われるが、現在は其の形跡もない。

 そして母屋を振り返る。
 しかし地方のこうした温泉施設は、この付近でも、和歌浦、ここ、山中渓、犬鳴山、水間と後を絶たない。全国区の有名温泉施設しか生き残れなくなった時代なのだろうか。
 こうした身近な温泉が閉鎖していくのは、寂しいものである。

 了
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廃墟>>大栄閣 - 犬鳴温泉

[42]犬鳴温泉 大栄閣(大榮閣) ふたたび 其の五 風呂場

20100620 19:48:49


 階段を下りて、風呂場に向かう。
 階段を下りると、脱衣場が、二つに分かれる。
 恐らく男湯、女湯で別れていたのだろう。
 その先にあった、菊水湯。
 それほど大きくはない。

 脱衣場の分かれ目に掲げられる温泉の効能書き。
 筆書きなのがなんとも時代を感じさせる。


 南側の、展望湯を脱衣場から望む。

 展望湯。これもあまり大きくない。
 4人が4方からひざを寄せ合って入る感じか?

 広角なので余計そう見えるが、もともと正方形ではなく、ひし形をしている。
 展望湯から、菊水湯を望む。
 仕切りはないが、脱衣場が別で、中は混浴だったのか、間に何らかの敷居があったのかはわからない。
 右側に菊水湯の由来であろう、菊の紋が装飾されている。

 菊の花がありがたいという、なんというか、戦後ですなあ。
 逆に、菊水湯側から展望湯を望む。
 窓が開けられているのが気になるが・・・

 これにて風呂場は終わりとなる。

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廃墟>>大栄閣 - 犬鳴温泉

[43]犬鳴温泉 大栄閣(大榮閣) ふたたび 其の六 二階客室~外厨房

20100620 21:57:33


 戻るため、風呂場から、階段を上がって、中広間のくぐり窓を通る。
 考えてみれば、あの階段が通行不のため、家族風呂と、その下の浴槽にはこのくぐり窓を通るしか方法はないのである。

 中広間出口に客室があったので、撮影。
 地図には勘違いして、1階風呂場出口に書いたが、中広間出口が正しい。

 通り過ぎてきた3階客室を見てみる。
 予想していたが、各客室はそれほど見所はない。

 廊下を挟んで、山側にも客室はあるが、斜面にさえぎられているので山側側窓はなく、廊下から、3,4段階段を上がって、横長の部屋であった。
 特に撮るべきものもなかったので写真は撮っていない。

 
 廊下を突っ切って外の階段に出る。階段を挟んで、階段状に2つの部屋が並ぶ。
 上のほうの部屋。
 ここも厨房。
 本館にも2部屋あったのだが。

 下のほうの部屋も厨房。
 ううん、この規模でこんなにたくさん台所が必要だったのだろうか。

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廃墟>>大栄閣 - 犬鳴温泉

[44]犬鳴温泉 大栄閣(大榮閣) ふたたび 其の七 一階ロビー

20100620 22:46:23


 内部からは一階には下りられなかったので、外から入ることになる。
 本来の入口は、全面的に板で閉鎖されているが、世の常で、くぐれば一人くらい通れるよう、割られている部分があって、そこから入ることになる。

床が崩壊しているだけあって、足場は安定しない。

 二階部分を見上げる。
 下に、奥に入れそうな通路があるのがわかる。
 本館部分は一階部分にも、わずかにスペースがとれているようだ。
 中に入ってみたが、細い廊下が奥まで続いており、長細い部屋があったが、物置だったのか客室だったのかは定かではない。だた、一番奥の部屋は客室に見えた。これも窓のない客室になる。

 奥の方の崩壊部分。
 最初のトイレの便器、宙ぶらりん部分だと思われる。

 二階へ上がる階段。
 完全に崩壊し、階段として利用できない状態である。

 二階が崩壊しているだけでなく、床も崩壊している。
 足場は気をつけないと抜けそうだが、落下物でおおわれているため、危なそうなところが分からない。探りながら歩く必要がある。

 最後に外観。
 これで、この日の大栄閣の写真は終わる。
 ただし、フロント部分で持ち帰った大栄閣のパンフレットと、泉佐野商店地図を見てみると、
この時気付かなかった新たな事実が判明した。
 その内容は次回レポートしたい。
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廃墟>>軍艦アパート

[45]軍艦アパート 2006年11月

20100621 00:41:52


 この記事は、データ消失した2006年11月の再録となる。
 雑誌などで廃墟ブーム的なものとなり、この軍艦アパート(下寺住宅)もそろそろ取り壊されそうだということで話題になって現地に赴いた。
 現地はすでに取り壊し前の段階で、完全にエリア内に入れないようにガードされていたため、概観のみの撮影となった。
 今日時点の、GOOGLE MAPではまだ取り壊し前の、この建物独特の構造が上空から見ることができる。 コの字型が何十にも重なった構造である。

 実は、当時残っていたのは、全体の半分であり残りの半分は、すでに取り壊し済みであるらしかった。

 恐らく人は住んでいないのだろうが、生活観漂う建物にカメラを向けるのは少し気が引ける。

 1階部分は徹底してガードされている。
 ガードがなかった建物。REDのコンクリートの掘り込みと「会員制」の文字。
 
 ガラスの割れた恐らくは階段の窓。
 立ち退かれてから割られたものなのか。

 室内が狭かったのか、各自思い思いに、バルコニー部分などを拡張している。
 もうこの個性的な建物を誰も見ることはできない。

 以上。
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