廃墟的絶対静寂空間

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廃墟>>大栄閣 - 犬鳴温泉

[75]犬鳴温泉 大栄閣(大榮閣) 特別編 其の弐

20100718 17:07:07

 阪六の存在を確認すべく、大栄閣のさらに奥のエリアの探索にあたった隊員であった。


犬鳴温泉 大栄閣(大榮閣) 特別編 其の弐-2
 「あ・・・ありました。何か建物が存在します! いえ、平屋建てです。」

犬鳴温泉 大栄閣(大榮閣) 特別編 其の弐-3
 「北の窓が崩壊しているのを発見。潜入を試みます。
 な・・なんだ! 足元が安定しません。敵の罠です。」

犬鳴温泉 大栄閣(大榮閣) 特別編 其の弐-4
 「こ・・・この部屋は・・・!」
 「間違いなくパンフレットに載ってた中広間です。」

犬鳴温泉 大栄閣(大榮閣) 特別編 其の弐-5
 「大栄閣・・・・」
 「どうも、この施設も大栄閣の一部であったことは間違いないようです。」
 「向かい側の建物と隣接し、偵察続行は困難です。 サックスの音が聞こえます」

犬鳴温泉 大栄閣(大榮閣) 特別編 其の弐-6
 「北側に隠れます。 左が中広間、右が、大家の家と呼ばれる部分と思われます。」


犬鳴温泉 大栄閣(大榮閣) 特別編 其の弐-7
 「大家の家北側です。この屋根の向こう側すぐに、サックスを吹く敵の姿が・・・」
「とりあえず、調査できる範囲では調べたので、これから帰還いたします。だめです、敵に見つかりました。帰還不能、こちら帰還不能です、隊長! たいちょ・・・ブツ ・・ チー・・・・・」

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Θ記号士Θ ああ!関西廃墟探訪様でしたか。
こちらでも訪れいる、一龍、倉谷、ホトトギス、旧池田トンネルなど泉州系の廃墟のほとんどは、関西廃墟探訪で知ったものです。倉谷温泉でも、「長男の部屋」は流用させていただいております^^
一時、警察の目がきびしかったのですね。このレポートで結局3度行きましたが、最近は日中でもノーマークのようです。
写真には撮っていない、客室の特に窓のない山側は気持ち悪くて一部屋チラッと見ただけで、通り過ぎたのですが、死体遺棄はその辺だったかもしれませんね。
ただ、これら泉州近辺の廃墟の中では、残留品が多く、大栄閣は面白いところだと思います。
2010/08/24 23:25:59
kinshisho どうもまたお邪魔致します。
 まず、こちらに2003年頃の大栄閣の写真がございます。深夜の探索ですが一定の参考にはなるかと思います。
 →http://www.eonet.ne.jp/~hiro1911/page120.html
 でもって、探索した当時は管理人が常駐しており、このため鉄門扉をよじ登って橋から正面突破(侵入者の多くがここから入っている)するのではなく地図を調べた上で裏山から侵入しました。それでも警察の気配には気を遣ったものです。更に番犬を放しているという噂もあったためSWATに武装し、番犬対策には唐辛子スプレーを用意。幸い番犬はデマでしたが。
 しかし、埃やカビの危険のほうが問題で、ガスマスクは持ってきて正解でした。でもって、深夜の探索のため、しかも崩壊箇所が把握しずらいため内部はまるで迷路のように感じました。内部は見た目以上に広かったのを思い出します。
 大栄閣がツブれた原因は殺人事件があったからと言われてますが、後に土産屋のオバちゃんに話を聞くと、どうも共同経営者による杜撰な経営が原因で経営破綻したとのこと。案外真相はそんなものかもしれません。
 不法侵入が後を絶たないらしく、あそこは立ち入り禁止やで、と釘を刺されました。とか言いながら既にその前日に探検してるんだけど(苦笑)。
 廃業後、死体遺棄事件が二度あったらしく、それが原因で鉄門扉で閉ざされ立入禁止の看板が立てられ、そこを見ていると常駐している管理人がこちらを見ていました。
 更にいつ頃かわかりませんが、それから数年後(少なくとも2003年以降)にバリケードで橋からのアクセスは完全封鎖されました。
 当時は警察の警戒も厳しく、見つかれば即刻逮捕の状況下、今にして思えば随分危険なことをしていたものだと改めて思い知らされる次第です。
2010/08/24 22:18:54
Θ記号士Θ  それほど崩壊していない状態を見てみたかったです。
 やはり木造は雨漏りが大敵のようですね。
 ここは過去、上記大家の家に人が住んでいたという記事もありますが、現在は誰もいないようなので、昼でも大丈夫だと思います。
ただ昼でも、階段周りや、二階三階はは、窓がほとんどなく、ほぼ真っ暗に近い状態でした。
特に一階フロア部分の床は危険ですね。
2010/08/23 22:51:12
kinshisho はじめまして、大栄閣で検索したら貴サイトがヒットしましたのでのぞかせていただきました。
 実は私は10年程前に仲間6人と探索したことがあるのですが、その頃はまだエントランスの彫刻絵画とかが残っておりました。
 それから10年……いやはや想像以上に腐食が進んでいたのでショックでした。
 当時はまだ温泉に向かう階段も何とか利用できました。最早探検は死の危険が濃厚ですね。当時ですら深夜の探索だたこともあり危険すぎるほどでしたが今は深夜の探検は不可能ですねこれは。
2010/08/23 22:24:08

廃墟>>大栄閣 - 犬鳴温泉

[47]犬鳴温泉 大栄閣(大榮閣) 特別編 其の一

20100621 23:46:54


 撮影後、階段を上って、最上階の大広間に戻る。
 実はここに来るまで着ていた、雨合羽と、傘が撮影の邪魔になるので、大広間に置いてきたのだ。

 再度窓から大広間に入る。一息つく。
 ふと動くものが目に入る。
 見てみると、猫だった。 どうもここに住み着いているらしい。または、向かいのみやげ物屋で買っている猫が橋を渡って遊びに来たのかもしれない。

 本館の台所でも物音がするのは実は別の猫であった。
結構ひやひやしていたが、ひとつの原因が猫だとわかり、少しほっとした。
 が、とにかく、ここは全体に暗くて、不気味であった。気づけばのどがカラカラに渇いていた。

 できればもう二度とは来たくない気がした。
疲れた、そして憑かれた気がした。得体の知れない何かに。
・・気分を変えて・・・
 先に書いた、お土産は、大栄閣のパンフレットでした。
 ここには非常に貴重な情報が盛り込まれていたので、スキャンして公開する。

パンフレットは4つ折になっていて、右のタイトル部分日本語、英語が、それぞれ表裏になるように折られている。 日本語はいいとして、英語。なんとなく時代を感じさせるデザインである。

 また、日本語のタイトル「大栄閣」は別に「大榮閣」とも書かれることもあるようだが、「大栄閣」が正しいことがわかる。

 その他は、この辺の犬鳴温泉の観光地の案内だ。

 また、英語タイトルの下の、本館の写真も貴重である。現在は、土砂が流れたり植物が生い茂ったりで、地面が上がっているが、当時は、かなり高さがあり、ロビー1階と言ってるが、その下にも
1階分くらいの高さのスペースがあることがわかる。(用途は不明)

 さて問題は、この裏側。
 まず左上の写真。大栄閣の全景が伺える貴重な写真である。
 この鉄パイプの門は、川の手前なので、現在でもよく探せば見つかるかもしれない。
 どこかにこんな鉄パイプの門があったと思う。
 そして、その右のエントランスの写真。これはあの1階の在りし日の姿だ。

 その右、上段中の写真は、2階のバーカウンターである。
 その右も1階ロビーの写真と思われる。椅子が置かれているが、右側の壁の「大栄閣」の書、そして、旅館の証明書らしき3つの掛札が正面の写真と同じであることがわかる。
そして上段右が、バーの向かい側のミラーボールや、テレビゲームがあったところ。

さて、問題の真ん中の写真。展望湯から菊水湯を見たところだ。湯を書け流している女性?の髪の毛の形がなんとも不気味だ(笑)。なんだか妖怪のように見える。体形もよく見ると妙に気持ち悪い。

 また、菊水湯と展望湯はこの写真でも仕切りが無いようで、やはり混浴だったのか?

 写真下段の、左、客室とあるが、レポートで中広間といっていた、天井の色が特徴の部屋だ。
 下段右が、展望湯と、家族風呂。

 その上が客室。 これはどこかは特定できない。(写真をよく見ればわかるかもしれない)

 そしてその上が問題の部屋。中広間である。 

 この部屋は最上階の大広間でもなく、レポート中の中広間でもない。窓や天井、照明などが異なっているのだ。果たしてこれはどこだったのか・・・どこかまだ回れていないエリアがあったのか・・・
かなりの広さなので、見落とすはずがないのだが・・・ 
それが気になり続けた。

 もうひとつの収穫があった。それは、当時の「泉佐野・田尻町」の「商工観光案内図」定価50円ものも。当時の印刷でなかなかレトロ感があってよろしい。

 そこで、新たな発見。この地図によると、大栄閣のもうひとつ山手に「犬鳴温泉 阪六」という施設があるっぽいのだ。今まで聞いたことも見たこともない名前である。ネットで探しても、この旅館の情報は出てこなかった。(阪急六甲駅の略称として引っかかってくる)
 もしこの旅館の廃墟が残っていたら、ネット初公開の快挙である。

 さて、中広間の存在と、正体不明の「阪六」旅館。 

 うーん。 行きたくないとは思ったものの、もう一度いってみるかなあ。 
という気に、今少しだけなっている。

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廃墟>>大栄閣 - 犬鳴温泉

[44]犬鳴温泉 大栄閣(大榮閣) ふたたび 其の七 一階ロビー

20100620 22:46:23


 内部からは一階には下りられなかったので、外から入ることになる。
 本来の入口は、全面的に板で閉鎖されているが、世の常で、くぐれば一人くらい通れるよう、割られている部分があって、そこから入ることになる。

床が崩壊しているだけあって、足場は安定しない。

 二階部分を見上げる。
 下に、奥に入れそうな通路があるのがわかる。
 本館部分は一階部分にも、わずかにスペースがとれているようだ。
 中に入ってみたが、細い廊下が奥まで続いており、長細い部屋があったが、物置だったのか客室だったのかは定かではない。だた、一番奥の部屋は客室に見えた。これも窓のない客室になる。

 奥の方の崩壊部分。
 最初のトイレの便器、宙ぶらりん部分だと思われる。

 二階へ上がる階段。
 完全に崩壊し、階段として利用できない状態である。

 二階が崩壊しているだけでなく、床も崩壊している。
 足場は気をつけないと抜けそうだが、落下物でおおわれているため、危なそうなところが分からない。探りながら歩く必要がある。

 最後に外観。
 これで、この日の大栄閣の写真は終わる。
 ただし、フロント部分で持ち帰った大栄閣のパンフレットと、泉佐野商店地図を見てみると、
この時気付かなかった新たな事実が判明した。
 その内容は次回レポートしたい。
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[43]犬鳴温泉 大栄閣(大榮閣) ふたたび 其の六 二階客室~外厨房

20100620 21:57:33


 戻るため、風呂場から、階段を上がって、中広間のくぐり窓を通る。
 考えてみれば、あの階段が通行不のため、家族風呂と、その下の浴槽にはこのくぐり窓を通るしか方法はないのである。

 中広間出口に客室があったので、撮影。
 地図には勘違いして、1階風呂場出口に書いたが、中広間出口が正しい。

 通り過ぎてきた3階客室を見てみる。
 予想していたが、各客室はそれほど見所はない。

 廊下を挟んで、山側にも客室はあるが、斜面にさえぎられているので山側側窓はなく、廊下から、3,4段階段を上がって、横長の部屋であった。
 特に撮るべきものもなかったので写真は撮っていない。

 
 廊下を突っ切って外の階段に出る。階段を挟んで、階段状に2つの部屋が並ぶ。
 上のほうの部屋。
 ここも厨房。
 本館にも2部屋あったのだが。

 下のほうの部屋も厨房。
 ううん、この規模でこんなにたくさん台所が必要だったのだろうか。

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廃墟>>大栄閣 - 犬鳴温泉

[42]犬鳴温泉 大栄閣(大榮閣) ふたたび 其の五 風呂場

20100620 19:48:49


 階段を下りて、風呂場に向かう。
 階段を下りると、脱衣場が、二つに分かれる。
 恐らく男湯、女湯で別れていたのだろう。
 その先にあった、菊水湯。
 それほど大きくはない。

 脱衣場の分かれ目に掲げられる温泉の効能書き。
 筆書きなのがなんとも時代を感じさせる。


 南側の、展望湯を脱衣場から望む。

 展望湯。これもあまり大きくない。
 4人が4方からひざを寄せ合って入る感じか?

 広角なので余計そう見えるが、もともと正方形ではなく、ひし形をしている。
 展望湯から、菊水湯を望む。
 仕切りはないが、脱衣場が別で、中は混浴だったのか、間に何らかの敷居があったのかはわからない。
 右側に菊水湯の由来であろう、菊の紋が装飾されている。

 菊の花がありがたいという、なんというか、戦後ですなあ。
 逆に、菊水湯側から展望湯を望む。
 窓が開けられているのが気になるが・・・

 これにて風呂場は終わりとなる。

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